最終更新日: 2024/5/12
これは何?
X Lossless Decoder(以下XLD)は、様々なロスレス(可逆)圧縮ファイルをデコード/変換/再生可能なMac OS X用のツールです。OSX 10.4以降で動作します。cueシートを用いてデコード時に複数のトラックに分割する事もできます。
ユニバーサルバイナリですので、PPC MacとIntel Mac、そしてApple Silicon Macの全てでネイティブに動作します。
スクリーンショット
特徴
様々なフォーマットに対応
現在XLDがデコード可能なフォーマットは次の通りです。
その他、Libsndfileが対応しているフォーマットは全てデコード可能です。デコードには各々のフロントエンドを利用するのではなく、ライブラリを直接叩いているので、不必要な中間ファイルは生成しません。当然ながら、これらのフォーマットは全てcueシートを用いて分割する事ができます。cueシートが音楽ファイルの中に埋め込まれた、いわゆるembedded/internal cuesheet形式にも対応しています。
変換先のフォーマットはWAV, AIFF, Raw PCMといった基本的な非圧縮フォーマットの他、Ogg Vorbis (aoTuV), MPEG-4 AAC (QuickTime/CoreAudio), MP3 (LAME), Apple Lossless, FLAC, HE-AAC (aacPlus v1/v2), Wave64, WavPack, IETF Opusでも出力可能です。
バージョン20080812以降では、XLDをCDリッパーとして使う事もできます。オーディオCDの各トラックを様々な形式に変換できるほか、全てのトラックを1つのファイルにまとめたCDイメージをcueシートと共に出力する、いわゆるwav(flac,wv,etc)+cue形式にも対応しています。
プラグインによる拡張を意識した構造
(私の作るソフトとしては非常に珍しく)バックエンドとフロントエンドが完全に分離しており、フロントエンドからは共通のインターフェイスで様々なデコーダにアクセスできます。今後登場する新たなフォーマットのサポートや、ユーザ自身によるプラグインの作成が非常に容易です。興味のある方はソースコード中のXLDDecoder.hをご覧ください。
使い方
重要: ape(flac,wav,etc)+cueなファイルを分割するには、ファイルメニューの「開く...」から.cueファイルを開いてください。「Raw PCM (bin/cue) を開く...」はRaw PCM (ヘッダ無しのwav) ファイルを変換/分割するときにのみ使います。勘違いしている人が多いようなので一応...
GUI版の使い方は同梱のReadmeファイルを参照してください。コマンドライン版の使い方は以下の通りです。
% xld [-c cuesheet] [-e] [-f format] [-o outpath] [-t track] file
何もオプションを指定せずに対象ファイルのみを引数に与えた場合、単純にそのファイルをwavにデコードします。出力されるファイル名は入力ファイル名の拡張子を.wavに変えたものになります。
与えられるオプションとその意味は次の通りです。
- -c cuesheet
-
cuesheetに指定したcueシートを用いてファイルを分割します。cueシート中にTITLEやARTISTの指定がある場合、出力されるファイル名に適宜反映されます。
- -e
-
cueシート中にプリギャップの情報が含まれている場合に、出力ファイルにプリギャップを付加しないようにします。デフォルトでは、プリギャップは前のトラックの末尾に追加されます。-cオプションを指定していない場合は意味を持ちません。
- -f format
-
出力ファイルのフォーマットを指定します。formatに指定できるのは以下の通りです。
- wav
WAVEフォーマット。デフォルトです。拡張子は.wavになります。
- aif
AIFFフォーマット。拡張子は.aiffになります。
- raw_big
ビッグエンディアンのRaw PCMフォーマット。拡張子は.pcmになります。
- raw_little
リトルエンディアンのRaw PCMフォーマット。拡張子は.pcmになります。
- -o outpath
-
outpathに指定した名前のファイルを出力します。ディレクトリを指定した場合は、そのディレクトリにファイルが出力されます。デフォルトの出力先はカレントディレクトリです。なお、cueシートで分割する際にはディレクトリの指定のみ有効です。
- -t track
-
cueシートで分割する場合に、デコードしたいトラック番号を指定します。例えば1を指定した場合はトラック1のみが分割、デコードされます。2,4のように複数のトラックをカンマ区切りで指定する事もできます。
- --raw
-
入力ファイルをRaw PCMとして読みます。以下の4つのオプションが指定できます。
- --samplerate n
-
--rawオプションを指定したとき、サンプルレートをn Hzにします。デフォルトは44100Hzです。
- --bit n
-
--rawオプションを指定したとき、量子化ビット数をn bitにします。デフォルトは16bitです。
- --channels n
-
--rawオプションを指定したとき、チャンネル数をn chにします。デフォルトは2chです。
- --endian little/big
-
--rawオプションを指定したとき、エンディアンを決めます。littleもしくはbigを指定してください。デフォルトはlittleです。
例
% xld -o ~/Music hoge.flac -f aif
hoge.flacをAIFFフォーマットにデコードして~/Musicに出力します。
% xld -c hoge.cue -t 1,3 hoge.flac
hoge.flacをhoge.cueを用いて分割し、1,3番目のトラックのみデコードして出力します。
ダウンロード
XLDのソースコードはここから入手できます。コンパイルにはLibsndfile、FLAC、Wavpack、Monkey's Audio、Libcddbのライブラリ/ヘッダが必要です。Monkey's Audioについてはこれが使えます。
プロジェクトに寄付する
XLDはフリーソフトウェアですが、もしXLDを気に入ってくださったら、寄付をしてもらえると嬉しいです。あなたの寄付がこれからの開発を支えます。
更新履歴
2024/5/11
- CDDBサーバに渡すE-mailアドレスを指定するためのインターフェイスを追加
- 巨大なCD Info.cidbファイルを解析する際に長時間かかる問題を修正
- 現在のDiscogsのリリースURLのフォーマットが正しく認識されない問題を修正
- Opusのバージョンを1.5.2に更新
2024/3/10
- 変換の経過がFinderのアイコン (またはリストビュー) 上に表示されるように
- ログファイル内のドライブ情報が
(null)
となってしまうことがある問題を修正
- Opusのバージョンを1.5.1に更新
- WavPackのバージョンを5.7.0に更新
- libsndfileのバージョンを1.2.2に更新
- 様々な小さなバグを修正
2023/6/27
- FLACのバージョンを1.4.3に更新
- Opusのバージョンを1.4に更新
2023/4/16
- Apple Silicon Mac上でMusic.appに自動でファイルを追加する機能が動かない問題を修正
- 64bit環境で100以上のファイルを一度にスキャンしようとするとクラッシュする問題を修正
- タグを編集する際に年/日時のフィールドに不必要なカンマが挿入されることがある問題を修正
- TLS 1.2非対応の環境でカバーアートの取得時に無限ループが発生する問題を修正
- AccurateRipサーバが応答しない場合にUIが固まる問題を修正
- CLI:
--keep-timestamp
オプションを追加
- CLI: 相対パスを渡した場合にうまく動かないことがある問題を修正
- FLACのバージョンを1.4.2に更新
- WavPackのバージョンを5.6.0に更新
2022/9/17
- ファイルを上書きする設定と変換後に元ファイルを削除する設定を同時に有効にした際に発生する問題を修正
- FLACエンコーダの無圧縮モードで実際には圧縮されたファイルが生成される問題を修正
2022/9/10
- ディスクが完全にマウント解除される前にリッピングを開始しようとすることがある問題を修正
- FLACのバージョンを1.4.0に更新
- WavPackのバージョンを5.5.0に更新
2021/10/18
- トラックの切り替わりで不必要なスピンダウン/アップが発生しないようにリッピングエンジンを改善
- macOS Monterey betaで起動時にクラッシュする問題を修正
- 古いMac OS Xでアプリアイコンが表示されない問題を修正
- ディスク上に存在しないファイルを再生しようとするとメモリリークが発生する問題を修正
- 生成されたALACファイルが他のデコーダやXLD自身でデコードできないことがある問題を修正
- WavPackのバージョンを5.4.0に更新
2021/1/1
- XLDはApple Silicon上でネイティブ動作するようになりました
外部プラグインを使用している場合、更新しないとARM64版では使用できませんので注意してください。
- アイコンをBig Surのスタイルに合うように更新 (thanks to Finn Davies)
2020/11/23
- このバージョンはApple Siliconではネイティブ動作しませんが、ARM64向けのテスト版はここにあります。XLDは4アーキテクチャ向けのユニバーサルバイナリになる予定です。
- "変換後にファイルをiTunesに追加" がMusic.appでも動くように
- freedb.orgがサービス終了したため標準のFreeDBサーバをgnudb.orgに変更
- 一部のFreeDBサーバでクラッシュすることがある問題を修正
- WavPackのバージョンを5.3.0に更新
2019/10/4
- macOS CatalinaでAACエンコーダプラグインが読み込まれない問題を修正
- macOS Catalinaで外部プラグインがcom.apple.quarantineメタデータを持っている場合に読み込まれない問題を修正
CatalinaではGatekeeperが強化され、インターネットからダウンロードしたプラグインをそのままでは読み込めなくなったようです。
- cueシートでPREGAPコマンドが最初のFILEコマンドより前に記述されている場合に無視される問題を修正
- ドラッグ&ドロップでフォルダを開く場合にモディファイアキーが無視されることがある問題を修正
- コマンドラインインターフェイスにReplayGainスキャンの機能を追加
- コマンドラインインターフェイスでcueシートの文字コード (IANAキャラクタセット名) を指定できるオプションを追加
- FLACのバージョンを1.3.3に更新
- Opusのバージョンを1.3.1に更新
- LAMEエンコーダに最新のバグ修正とセキュリティ修正のパッチを適用
2018/10/19
- 一部環境で処理中にクラッシュする可能性がある問題を修正
- ライト/ダークモードを切り替える際に表示が変になる問題を修正
- 互換性のないプラグインを読み込まないように修正
- zshな環境でコマンドライン版が動かない問題を修正
- コマンドライン版の-oオプションが機能しない場合がある問題を修正
- Opusのバージョンを1.3に更新
2018/10/1
- XLDは64bitアプリになりました
64bit版はOSX 10.6以降で動作します。3アーキテクチャ向けのユニバーサルバイナリですので、32bit Intel機やPowerPC機も依然サポートしています (10.4以降)。外部プラグインを使用している場合、更新しないと64bit版では使用できませんので注意してください。
- macOS Mojaveのダークモードに対応 (実験的)
標準では無効化されていますが、XLDメニュー内の「ダークモード対応を有効化」を選ぶと有効化できます。有効/無効を切り替えるにはXLDを再起動する必要があります。有効時にはアピアランスのライト/ダークによらず描画上の問題が発生する可能性があります。
- ReplayGainの解析においてEBU R128に対応
本バージョンよりXLDではReplayGainの解析を行う際にEBU R128標準で規定されたラウドネス曲線を用います。基準レベルは旧ReplayGainと互換のある-18 LUFSに設定しています。旧ReplayGainのラウドネス曲線を使い続けたい場合はターミナル.appにおいて
defaults write jp.tmkk.XLD XLDGainAnalyzerFormula -int 1
と入力してください。-int 0の場合はR128を使用します。
CD-Textの読み込みに対応
iTunes経由でメタデータが取得できない場合、CD-Textのメタデータも参照します。
長いボリューム名を持つオーディオCDを開く際の問題を修正
TAKデコーダが公式のWineアプリバンドル上でも動くように
LAMEのバージョンを3.100に更新
様々な小さなバグを修正
2017/7/29
- FLACエンコードでベリファイを行う際に特定の条件下でクラッシュする問題を修正
- PowerPC/10.4環境でクラッシュする問題を修正
- CDDBへの接続に失敗した場合に正しいエラーメッセージを表示するように
- VGMdbとの互換性のためにlibcddb (カスタム版) を更新
2017/7/10
- アルバムアートの拡大縮小がretina環境で正しく機能しないのを修正
- 最近のmacOSで"No Image"表示がアルバムアート表示領域に正しく表示されるように
- FLACエンコーダにエンコード時にベリファイを行うオプションを追加
- 長いボリューム名のオーディオCDを正しく検出できない問題を修正
- .cueファイルを正しく読み込めないことがある問題を修正
- 再生する際に曲の末尾でクラッシュすることがある問題を修正
- ALACファイルのタグを認識できないことがある問題を修正
- XLD使用中にdGPUに切り替わらないように
- 自動アップデートがmacOS Sierraで機能していなかった問題を本当に修正
- FLACのバージョンを1.3.2に更新
- WavPackのバージョンを5.10.0に更新
- Opusのバージョンを1.2.1に更新
- PSFとSPCのデコーダプラグインをリリース (現在のところXLD本体には含まれていません)
2016/10/7
- 自動アップデートがmacOS Sierraで機能していなかった問題を修正
2016/9/20
- macOS Sierraとの互換性を修正するためのメンテナンス・リリースです。
- ディスクが排出された状態でログを保存できない問題を修正
- CLIでopusのエンコードに対応
- WavPackのバージョンを4.80.0に更新
- Opusのバージョンを1.1.3に更新
2015/12/14
- プリギャップの検出速度を向上
- .m3u/.m3u8プレイリストが変換元として認識されるように
- 自動的にリッピングを開始する設定の場合、1トラック目以外のリッピングが正しく行われないことがある問題を修正
- 単一ファイルでリッピングする際にログが自動保存されない問題を修正
- 特定の壊れたFLACファイルでクラッシュする問題を修正
- ドイツ語リソースでの不具合を修正
2015/11/28
- DSD出力プラグインを追加
- カバーアートを正方形に切り抜くオプションを追加
- カバーアートの編集にコピーペーストが使えるように
コンテクストメニューから行えます。
- アルバム/アルバムアーティストの読みがなが編集可能に
- ディスクを取り出すメニュー項目を追加
- 日付タグをID3v2.3で読み書きする場合、TYERとTDATタグを使った表現が可能に
- DSDデコーダのローパスフィルタを改善
係数の最適化とフィルタ遅延の除去を行っています。
- SACD ISOを読み込む際のバージョンチェックを緩く
- DDPファイルを読み込む際にCDTEXT.BINファイルからメタデータを取得するように
- コマンドライン版にファイル名のフォーマットを指定するオプション、タグを付加しないオプションを追加
- 最近のOSXにおけるいくつかの不具合を修正
- AIFF-Cファイルに記録されているID3タグが読み込まれない問題を修正
- 出力される32bit浮動小数点型のAIFFファイルがiTunesと互換性がない問題を修正
- バグ報告のURLをgooglecodeからsourceforgeに変更
- WavPackのバージョンを4.75.2に更新
- libsndfileのバージョンを1.0.26に更新
- Opusのバージョンを1.1.1に更新/li>
2014/11/29
- DSDデコーダにおいてSACDの.isoファイルに対応
- FLACのバージョンを1.3.1に更新
2014/11/9
- DSDファイルのサポート
DSD (.dsf/.dff) ファイルを開いてPCMフォーマットに変換することができます。 設定はXLDメニュー -> DSD Importer Settingsで行います。 詳しくはここを参照してください。
- Discogsへのアクセスが再び可能に
8月にAPIの変更があり動かなくなっていました。
- いくつかのFireWireドライブにおいてリッピングが失敗する問題を修正
- 非常に大きなINDEX値を持つcueシートを正しく扱えない問題を修正
- コマンドライン機能がいくつかのOSでクラッシュする問題を修正 (Yosemite等)
- MusicBrainzから取得したメタデータの処理を改善
- ファイル変換でFinderのラベルを維持するように
2014/5/11
- Vorbis aoTuVのプラグインを更新
なお、これとは別件ですがここで実験的なDSDデコーダのプラグインを公開していますので興味のある方はお試しください。
2014/5/4
- AIFF/WAV/PCM出力にlibsoxrによるサンプルレート・コンバータを追加
- 特定の.cafファイルを変換する際に末尾にノイズが追加される問題を修正
- ALACの互換性問題へのさらなる対処
2014/4/27
- googlecodeのダウンロードサービスが終了したため、バイナリの配布はsourceforgeを使わせてもらうことになりました。
- Plextor製ドライブにおいてプリギャップの検出精度の改善
- プリエンファシス/DCPフラグの検出をTOCだけでなくサブチャンネルからも行うように
- メタデータが壊れたFLACファイルに遭遇した際の安定性を改善
- OSX 10.9/iOS 7との互換性を向上させるためにApple Losslessエンコーダを修正
- フォルダをディスクとして開く際に、強制的にトラックを588サンプル境界に整列させるオプションを追加
ファイルをCDに焼く際に便利です。
- FLACの歌詞タグをサポート
- id3v2タグにおいて、数値形式で記録されたジャンルタグの読み込みに対応
- 不正なid3タグに遭遇した際にクラッシュする問題を修正
- Discogsからのメタデータの処理を改善
- Opusのバージョンを1.1に更新
2013/11/2
- ファイルの長さが不明なFLACファイルのデコードに対応
- オーディオCDの.ccdイメージファイルの読み込みに対応
- メタデータが空の場合にリッピングを自動的に開始しないようにするオプションを追加
- Commandキーを押しながら1つのフォルダをドラッグ&ドロップした時にそのフォルダをディスクとして開くように
- CLI版がOSX 10.9 Mavericksで動作しない問題を修正
- 特定の環境でディスクを開く際に起こることがある問題を修正
- 最近のOS(10.7以降?)で.sd2fファイルが開けなかった問題を修正
- WavPackのバージョンを4.70.0に更新
2013/7/20
- archive.orgのLive Music Archiveサービスのファイルへの対応
_files.xmlファイルがトラックリストとして開けるようになりました。関連するファイルがメタデータと共に自動的に読み込まれます。
- カバーアートの画像フォーマットとして.pictClippingファイルに対応
- JPEGファイルのEXIF orientationタグに対応
- id3v2.4タグの部分的な読み込みに対応
- BWFファイルからSMPTEタイムコードを読み込み、タグとして書き込むように
- 単一ファイルを変換する際にMusicBrainzのアルバム関連タグが引き継がれない問題を修正
- Opusのバージョンを1.0.3に更新
1.1-betaのプラグインもダウンロード可能です。
2013/6/2
- 一部のFLACファイルを読む際にクラッシュする問題を修正
2013/6/1
- Discogsのメタデータを読む際の挙動を改善
- 環境設定のタブを切り替える際に「ファイル名の書式」設定がデフォルトに戻ってしまう問題を修正
- FLACのバージョンを1.3.0に更新
2013/4/7
- ファイル名に使いたくない文字を置き換える機能を追加
置き換えルールは自由に追加することができます。コロンとスラッシュのルールは必須です。
- Sd2f形式のディスクイメージの読み込みに対応
-
Toastで作成したディスクイメージを変換したい場合に便利です。Sd2fの出力プラグインも配布していますが、cueシートよりも保存できる情報が少ない上にリソースフォークを使うので、利用はあまりおすすめできません。
- 環境設定に「ファイル名」タブを追加し、いくつかの既存の項目を移動
- MusicBrainzでトラックの情報を読む際、トラック自体の情報があればレコーディング情報の代わりに読むように
- プロセスの優先度を変更可能に
他にCPUを使う重いタスクが走っていて、XLDのCPU使用率を抑えたいときに便利です。
- FLACエンコーダでReplayGain関係のタグを追加しないようにするオプションを追加
2013/1/27
- WAVタグのサポート
エンコーダのオプションから有効化できます (互換性のためにデフォルトでは無効化されています)。タグのフォーマットには二種類あり、INFOチャンクは標準のフォーマットですが少数のタグしか書き込めません。id3チャンクは非標準ですが、id3タグと同等の機能を持っています。両者は同時に使うことができます。
MacのソフトでWAVタグに対応しているものはほとんどありません。XLDのWAVデコーダはid3チャンクのみ読み込みます。
- MusicBrainzのリリースページを開く機能を追加
- ALAC/AACエンコーダを使う際に"inactive"なメモリの使用量が増加する問題を修正
- ログインシェルを持たないユーザでXLDを起動するとクラッシュする問題を修正
- テンポラリフォルダから別ボリューム上のフォルダにファイルを移動する際の挙動を改善
- いくつかのドライブでメディアの種類を正しく判別できない問題を修正
2012/12/22
- メディアの種類 (プレスCD もしくは CD-R/RW) をリップログに記録するように
- ショートカット cmd-D を変換する/読み込むボタンに、cmd-shift-M をメタデータを取得ボタンに割り当て
- Vorbisエンコーダが24-bitの入力を正しく扱えない問題を修正r
- CDを焼く際にISRC/MCNが正常であるかを確認するように
- Opusエンコーダを1.0.2にバージョンアップ
- ログチェッカープラグインを提供
上のダウンロードセクションにあるログチェッカープラグインをダウンロードし、プラグインフォルダにインストールした状態でリッピングを行うと、リップログの末尾に以下のような電子署名が付加されます。
-----BEGIN XLD SIGNATURE-----
mMJSbD31PhaFo8bBL1fCLK3y90Bs0KAZVujXt0kIeWh_e0kQ_ydn9CxjxLazFWwLbRb6wXZuV7GP5cL4ZT2X4TpUEhN7N4WnL4UoULa
-----END XLD SIGNATURE-----
バージョン20121027以降のXLDでは、このプラグインを用いて、署名の付いたログファイルの改竄検出を行うことができます。XLDを起動してXLDメニュー->ログチェッカを選ぶとウインドウが表示されるので、そのウインドウにファイルをドラッグするとチェックが行われて結果が表示されます。また、コマンドライン版で
% xld --logchecker logfile.log
としてもチェックを行うことができます。
2012/10/27
- Cover Art Archiveサービスのサポート
- ドライブの速度を制御するオプションを追加
実際の速度はドライブに依存するので、必ずしも選択した速度で動作することを保証するものではありません。
- MusicBrainzからディスク番号タグを取得するように
2012/10/13
- IETF Opusのエンコードに対応
- リッピング時にReplayGainタグ (トラックゲインのみ) をFLACファイルに書き込むように
- MusicBrainzで検索時にdisambguationフィールドを読むように
- カバーアート検索時に有益なエラーメッセージを表示するように
- コマンドライン版でプロファイル選択のサポート
- Apeタグの読み書きの改善
- ディスクリストの更新を必要時に自動で行うように
- アルバムアーティストタグがトラック毎に異なる時にファイル/フォルダ名に反映されない問題を修正
- 空のタグが存在するファイルを読む際の問題を修正
- リップ時にトラックがスキップされた場合にログファイルが複数生成されることがある問題を修正
2012/9/24
- Opusエンコーダのプラグインを公開
Opusは低遅延で高品質な新しいフォーマットです。低遅延でありながら音声から音楽まで幅広い音源の圧縮に利用可能で、超低〜低ビットレートではHE-AAC(v2)、低〜中ビットレートではLC-AACやVorbisと競争力のある品質でエンコードが可能です。規格は公開されており誰でもロイヤルティフリーで利用することができます。OS Xでの再生は現在のところFirefox 15以降、VLC 2.0.4 (未リリース) 以降、最近のffmpeg等で可能なようです。
プラグインはXLD 20120908以降で動作します。ソースコードはここにあります。
2012/9/8
- いくつかの外付けドライブでC2エラー検出を使った時に正しく動かない問題を修正
- タグの数が非常に多い (256以上) apeファイルを開く際の問題を修正
- 壊れたflacファイルを開く際のクラッシュを修正
- 複数のファイルを同時に開く際のソート順を改善
- GUIのcueシートのエンコーディング設定がCUIにも反映されるように
このバージョンからはソースコードはアーカイブに含まれません。必要に応じてgooglecode上のXLDのプロジェクトページから入手してください。
2012/7/22
- FDK AACエンコーダのプラグインを公開
FraunhoferがAndroid向けにリリースしたAACエンコーダのプラグインを公開しました。MP4コンテナへの格納にはL-SMASHを使っています。今のところバイナリの配布はしていないので各自Xcodeを使ってビルドしてください。
2012/6/9
- コマンドラインインターフェイスを拡張
圧縮フォーマット (MP3, AAC, Vorbis, FLAC, ALAC, WavPack) がコマンドライン版で出力できるようになりました。圧縮オプションはGUIと共有なので、GUIでの設定がそのままCLIにも適用されます。
- AccurateRipレポートを改善
主な変更は以下の通り。
- 提出されたデータの数を表示するように
例えば "confidence 10/20" は合計20のデータがデータベースに記録されていることを意味します。
- "AccurateRip v1とv2の両方で検証された結果" と "AccurateRip v2のみで検証された結果" を区別するように
- Disc IDを表示するように
- バッチモードでcueシートを読む際の問題を修正
- discogsからアーティスト情報を取得する際の挙動を改善
2012/4/7
- ALAC出力プラグインでbit数を選べるように
- TAKデコーダプラグインでのwineへの対応を改善
CrossOver Macがwineの代わりに使えるようになりました。/ApplicationsにCrossOver.appがあれば自動的に使います。WineBottlerも可 (wineが古いのであまり薦めませんが)。
- cueシートのREM COMPILATION行に対応
- 44.1kHzでないトラックからcueシートを出力する際の問題を修正
- MP3ファイルに歌詞タグを書き込むとクラッシュする問題を修正
- LAMEのバージョンを3.99.5に更新
2012/2/26
- トラックリストをMPEG-4のチャプタとして埋め込む機能を追加
1つのファイルとしてALAC/AACフォーマットでリップする際に有効です。チャプタはiTunesやQuickTime等、Appleのアプリケーションにおいてサポートされています。
- MPEG-4のチャプタをトラックリストとして読み込む機能を追加
- 特定のMusicBrainz URLからメタデータを取得する際の問題を修正
- テキストタグにnull文字が含まれている際の問題を修正
- LAMEのバージョンを3.99.4に更新
2012/1/20
- "URLからメタデータを取得" 機能を追加
CDDBメニューからアクセスできます。現在のところMusicBrainzとDiscogsのリリースURLをサポートしています。URLの形式は
- http://musicbrainz.org/release/xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx (MusicBranz)
- http://www.discogs.com/xxxxx/release/xxxxxx (Discogs)
である必要があります。
- タイトルバーにproxy iconが出るように
- 日立LGドライブでプリギャップの検出中に固まる問題を修正
- 複数のDiscIDと関連付けられているMusicBrainzのリリースから情報を取得できない問題を修正
- Intel CPUにおいてReplayGain分析の高速化
2011/12/11
- MusicBrainzからデータを取得できないことがある問題を修正
2011/12/11
- MusicBrainzから作曲者の情報を取得可能に
- MusicBrainz関連のタグを読み書きできるように
- cueシートの読み込みに失敗した際により詳細なエラー情報を表示するように
- MP3ファイルに歌詞タグを書きこむ際の問題を修正
- 特定のログインシェルの設定によってXLDが起動しない問題を修正
- LAMEのバージョンを3.99.3に更新
2011/11/13
- iTunes_CDDB_1タグをサポート
このタグによってiTunesでの「トラック名を取得」メニュー経由でのタグの取得が可能になります。CD、Cueシート、ディスクとして開いたフォルダからエンコードされたトラックに対して有効です。
- タグ編集時の「年」フィールドに対して日付の入力も可能に
- トラックリストウィンドウに合計時間も表示するように
- コマンドライン版の実験的な統合
GUI版でもコマンドライン版として利用可能になりました。詳細はアーカイブのCLIフォルダを参照してください。単体のCLI版は近い将来廃止になる予定です。
- LAMEのバージョンを3.99.1に更新
このバージョンからは独自にIntel CPU向けの最適化も行っているため、公式バージョンよりも高速に動作します。詳細はここを参照してください
まだ3.98.4を使いたいという人向けには、このページで3.98.4のプラグインを単体で配布しています。
2011/10/16
2011/10/15
- 特定の10.4 intel環境で起動しないことがある問題を修正
- ボリューム名が長すぎるCDのメタデータがiTunesから読み込まれない問題を修正
- 単一ファイル+cueとして保存する際にファイル名のコロンやスラッシュが置換されない問題を修正
- CDDBへの接続エラーが正確に通知されるように
2011/9/24
- メタデータ編集ウインドウをリサイズ可能に
- ogg vorbisファイルにカバーアートを埋め込み可能に (METADATA_BLOCK_PICTURE)
- DDPファイルをCDに書き込む際の問題を修正
- いくつかのPlextor製ドライブにおけるプリギャップ検出の問題を修正
- 不完全なFLACファイルを返還する際の問題を修正
- ログウインドウのスクロールバーの挙動を修正
- libsndfileのバージョンを1.0.25に更新
2011/8/21
- ファイル名のフォーマット文字列にスラッシュが含まれるときに正しく動作しない問題を修正
- 複数のファイルを変換する際にiTunesへの登録が機能しない問題を修正
2011/8/20
- フォルダをディスクとして開く際にトラック1のプリギャップ長を設定できるように
- ~/Library/Application Support/XLD/PlugInsが追加用のプラグインディレクトリとして使用可能に
- iTunesのプレイリスト名にフォーマット文字列が利用可能に
- リサンプリング有効時のALAC変換に関する問題を修正
- 細かいバグを修正
2011/8/2
- Lionでの問題の修正のためにコマンドライン版を更新、いくつか機能追加
- stdoutへの出力 (--stdout)
- DDPファイルの読み込み (--ddpms)
2011/7/3
- NFDなUTF-8文字列をcueシートのFILE行に書かないように修正
- ディスクIDが指定されていないREM DISCID行があるcueシートを読むとクラッシュする問題を修正
- FLACエンコーダにおいてカスタム窓関数の指定に対応
FLACのコマンドラインツールの-Aオプションのように窓関数を指定できます。複数指定する場合は';'で区切ってください。詳細はここを参照。
- Monkey's Audioデコーダをバージョン4.11に更新
2011/6/11
- AIFFのタグの読み込みに部分的に対応
- トラックリストウインドウの左側のファイルリストにドラッグ&ドロップ可能に
- libsndfileのバージョンを1.0.24に更新
2011/5/28
- Amazon Web Services (AWS) に対応
これは
- Media Catalog Number (MCN, バーコード) タグを利用した自動カバーアートダウンロード機能
- 汎用的なカバーアート検索機能 (CDDB -> カバーアートを検索...)
を提供します。これを利用するためには、ここでAWSのアカウントを取得し、アクセスキーを正しく設定する必要があります。
- New Generation Schema経由でのMusicBrainzへのアクセス
これはバックエンドの変更なので、表面的な変化はありません。
- MusicBrainz DiscIDと既存のリリースを対応づけるインターフェイスを追加
- ドライブオフセットのリストを更新
2011/5/15
- CD書き込み機能を実装
トラックリストウインドウのツールバーにある"CDを作成"ボタンをクリックするとCD書き込み機能を利用できます。Apple標準のCD書き込みGUIが表示され、CDに書きこむことができます。
書き込み後に検証を行う場合、環境設定で読み/書きのオフセット値が正しく設定されている必要があります。そうでないと書き込みデータとの一致が確認できず、正しい検証を行うことができません。もし書き込みオフセットが不明の場合、AccurateRipで検証可能なイメージを一旦オフセット0で書き込み、出来たディスクを正しいオフセット値で読み込みます。AccurateRipのログで推奨されるオフセット値が表示されるはずなので、相対値 (relative) の方が書き込みオフセットに相当する値です。
書き込み機能の現在の状況は以下の通りです。
- できること
- flac/ape/wv/etc+cue等のイメージからCDに直接書きこみ
- 書き込みオフセットの考慮
- プリギャップ長の再現
- ISRC/MCNの反映
- プリエンファシス/DCPフラグの設定
- (現時点で) できないこと
- HTOAの完全な扱い
Appleのフレームワークの制限により、HTOAを持つディスクイメージの書き込みに失敗するドライブがあったり (松下は可、NEC/Pioneerは不可)、1秒を超えるHTOAが1秒に短縮されたりする問題があります。
- Mixed Mode CDの作成
- Enhanced CD (CD-Extra) の作成
- CD-Textの書き込み
- MusicBrainzからのメタデータが正常に取得できない問題を修正
- 最近使った項目を開く メニューが機能するように
2011/5/2
- フォルダをディスクとして開く機能を追加
cueシートが無い複数のファイルを含むフォルダをディスクとして開き、CDDBにアクセスしたりAccurateRipの確認をしたりできます。ファイルメニューから実行できます。
- vorbiscomment中のMCNタグに対応
- cueシートを保存する設定が保存されない問題を修正
- オフセットを訂正したファイルを保存する際の拡張子の問題を修正
2011/4/17
- トラックごとの分割ファイルとしてリップする場合にcueシートを自動保存するオプションを追加
すべてのトラックを同時にリップした場合のみ保存されます。
- HTOA付きのディスクの分割ファイル用cueシートを保存する際のバグを修正
- タグエディタの「この項目を全てのファイルに適用」コンテクストメニューがコンピレーションチェックボックスでも機能するように
- プログレスウインドウに関する微修正
- 512x512サイズのアイコン
2011/3/12
- 新しいトラックリストウインドウのユーザインターフェイス
- 複数のファイルと対応付けられたcueシートがバッチ変換モードでも読めるように
- 10.4でプロファイル名を編集できない問題を修正
- プロファイルが1つしか存在しない際にプロファイルを削除できない問題を修正
- スペイン語のリソースを追加
2011/2/28
- プロファイルマネージャを実装
よく使う設定をプロファイルとして登録しておいて、メニューから素早く切り替えることができます。
- 複数のファイルと対応付けられたcueシートの読み込みに対応
- コメントタグのデフォルト文字列を指定する機能を追加
- 優先するCDDBサービス (FreeDB vs MusicBrainz) を選択するオプションを追加
- "リストを更新" メニューにCommand-Shift-Rのショートカットを設定
- 特定の文字をファイル名に含むファイルをiTunesに追加する際の問題を修正
- CD-Extraディスクでアルバムゲインの情報がログに表示されないことがある問題を修正
- トラックごとのジャンルやリリース日の情報がcueシートに出力されるように
- cueシートを書き出す際にコメントタグに含まれている改行をエスケープするように
2011/2/23
- Vorbis aoTuV b6のプラグインをアップロード
2010/12/27
2010/12/12
- いくつかのドライブで誤ったTOCを検出する問題を修正
- 元ファイルを削除するオプションに関するいくつかの問題を修正
2010/12/8
- AccurateRip2 CRCに対応
AR2 CRCでの一致が見つかった場合、ログには
AccurateRip signature : 01234567
->Accurately ripped! (AR2, confidence 10)
のように表示されます。
AccurateRipデータベースのオフセット探索CRCに対応
プレス違いの検出のためにオフセット探索CRCを使うようになりました。最初と最後のトラックの検出精度が上がりました。
1対1のファイル変換でファイル名フォーマットの%Aが機能していなかった問題を修正
オフセット訂正値0でCDを読み込んだ際の問題を修正
リードエラーが発生した際にクラッシュする問題を修正
ログ周りの様々な微修正
潜在的なメモリリークを修正
2010/11/20
- 新しいCDリッパーを導入
キャッシュの無効化と統計的なエラー訂正が可能な新しいCDリッパーです。多くのドライブにおいて多少傷の付いたディスクを読む際にCDParanoiaよりも良い結果が得られると思います。現時点ではデフォルトでは選択されていませんが、使ってみる事をおすすめします。読み込みモードを "XLD Secure Ripper" にすると有効になります。
レポートの見方は以下の通りです。
- Jitter error (maybe fixed)
ジッターエラーが発生した読み込みの回数です。これは読み込むセクタの位置を頻繁に進めたり戻したりすると発生するエラーで、ドライブが正しいセクタの先頭位置を返さずに誤った場所を返してしまいます。大抵の場合はプログラムで訂正可能です。
- Retry sector count
リトライが必要だったセクタの数です。プログラムは1回目と2回目 (検証) の読み込み結果が一致しなかった場合 (もしくはC2エラーが検出された場合) にリトライ (再読み込み) を行います。リトライにおいて統計的に一貫した結果が得られた場合、この数値が増加します。大抵の場合は問題ありません。
- Damaged sector count
リトライにおいて統計的に一貫した結果が得られなかったセクタの数です。基本的にこれがあると問題です。
- 新しいCD読み込み用のバックエンドを実装
Libcdioが今までは使われていましたが、新しいものに置き換えられました。CD-Extraのディスクの読み込みで固まる等の多くの問題が解決しているはずです。
- より多機能な複数フォーマット変換機能
同じエンコーダを複数の設定で同時に呼べるようになりました。MP3の128kbpsと320kbps等。
- AccurateRipの結果の要約をログに表示するように
- AIFFファイルのID3チャンクのパディングが正しく行われない問題を修正
- iTunes用の各種ソートタグの読み書きに対応 (AAC/ALAC/MP3/FLAC/Vorbis)
- DCP (Digital Copy Permitted) フラグに対応
- CDParanoia II 9.8のサポートを中止
2010/10/27
- 複数のALACファイルをデコードする際にエラーが起こる問題を修正
- yearタグを編集しても正しく更新されない事がある問題を修正
2010/10/23
- 変換後に元のファイルを削除するオプションを追加
注意して使ってください。1対1の変換にのみ有効です。
- cueシートの読み込み/書き込みルーチンを改善
- AIFFファイルにBPM、ギャップレスアルバムの一部タグの書き込みができるように
- MP3ファイルにBPMタグの書き込みができるように
- PowerPC G3 Mac上で起動しない問題を修正
- "複数の候補が見つかってもダイアログを表示しない" オプションがCDの自動リッピング以外に働いていなかった問題を修正
- プロクシの設定がmusicbrainzの接続にも反映されるように
- プリギャップの検出が10.5 PPC(?) と特定のドライブの組み合わせで動かない事があるのを修正
- PPCマシンで起こるALACデコーダに関する問題を修正
- 最大スレッド数を32に増加
- MP3エンコーダで歌詞タグをサポート
- FLAC/Vorbisでグループタグをサポート
- ドライブオフセットのデータベースを更新
- イタリア語のリソースを追加
2010/9/18
重要: 10.3.9はサポート外になりました。今はまだ動くかもしれませんが、今後の動作の保証はしません。
機能追加
- テキストリストからタグを読み込む機能を追加
整形されたテキストのリストから自動的にタグを埋めることができます。ファイルメニューの「テキストからタグを読み込み」メニューを選んでください。
利便性の向上
- コンバータのタグエディタをモードレスに
編集中に環境設定を変更したり(一部は反映されず)、ファイルを開いたりできます。
- 変換時にオリジナルのタイムスタンプを保持するオプションを追加
メタデータタブに。1対1の変換にのみ有効です。
- AIFFのMARKチャンクをトラック区切りとして認識するように
- ISRCタグをmp3に書き込むように
- cueシートのディスク番号情報を読み書きできるように
- cueシートの全ディスク番号情報を読み書きできるように
- cueシートのDiscID情報を読み書きできるように
- cueシートにコメント行を書き込むように
- ファイル名のフォーマット文字列でISRC(%i)とMCN(%m)に対応
- ファイル名のフォーマット文字列でDiscID(%I)に対応
- ファイル名のフォーマット文字列でジャンル(%g)に対応
- 変換中に自動アップデート機能が働かないように
- リップログにギャップに関する情報を書き込むように
- AACエンコーダに強制的にモノラルでエンコードするオプションを追加
- AAC/ALACファイル中のBPMタグの読み書きが出来るように
- AAC/ALACファイル中のコピーライト、ギャップレスアルバムの一部タグの読み書きが出来るように
- アルバムアートの表示部に"画像を追加"コンテクストメニューを追加
- LAME出力のオプションにTLENタグを制御するスイッチを追加
- キャンセルやエラーの際に不完全ファイルを削除するように
- 保存ダイアログでの拡張子に関する挙動を改善
- 環境設定パネルの表示/非表示を保存するように
- 最初の起動で環境設定パネルを表示するように
バグ修正
- 特定のcueシートが埋め込まれたファイルがバッチ変換時に認識されない問題を修正
- 複数のフォーマットに変換時、かつ同名のファイルをスキップするオプションを利用する際の問題を修正
- ALACエンコーダの互換性を改善
CoreAudioのエンコーダが出力するファイルはストリームの情報の一部が間違っていて、そこを参照するデコーダ (純正以外の一部) が正常に再生できない問題を修正
- リップログのフォーマットが微妙におかしかった問題を修正
- ヌル終端された文字列のタグを含むapeファイルで起こる問題を修正
- cueシートの判別ルーチンを改善
2010/5/11
- 変換時に未知のメタデータを保持するオプションを追加
FLAC, WavPack, Vorbis間の変換時に有効です。デフォルトでオンになっています。
- バッチ変換モードで外部cueに対応
読み込むオーディオデータはcue内のFILE行で関連付けされている必要があります。
- トラック1のプリギャップのみを読み込まないモードを追加
- リニアPCM出力のビット深度を設定するオプションを追加
- 自動的にコンピレーションフラグをセットする挙動を有効/無効化するオプションを追加
- ファイル名の書式フィールドがcueシート/リッピング時以外にも使えるように
- アルバムアーティストタグが存在する場合はコンピレーションフラグを自動的にセットしないように
- 変換前にタグを編集する際に、コンテクストメニューから各項目を同じアルバムのみに適用できるように
- CD-Extraディスクのトラック情報がiTunesからインポートされない問題を修正
- %Aの置き換えにアルバムアーティストよりもコンピレーションフラグが優先されてしまう問題を修正
- cueシートを読む際にアルバムアーティストの情報が消えてしまうことがある問題を修正
2010/4/1
- 実験的なTAKデコードへの対応 (intelのみ)
Wineを使ったTAKデコーダプラグインを提供します。利用にはWineを正しくインストール・設定しておく必要があります (wineコマンドがログインシェルの$PATHに存在する必要があります)。
技術的な話: プラグインはバックエンドのwinelibアプリケーションとフロントエンドのCocoaプラグインの2つの部分からなっている。バックエンドはWineを利用しTAKのDLLを読み込み、APIにアクセスする。フロントエンドはIPCを用いてバックエンドとやり取りを行う。この方法でTAK DLLに対してネイティブアプリケーションから透過的にアクセスする事が可能である。
- ファイル変換の完了後に出力先フォルダに移動するオプションを追加
iTunesを起動中に「iTunesに自動的に追加」フォルダを利用する場合に便利です。
- 古いバージョンのapeファイルがデコード可能に
- OSX 10.5でHE-AACエンコーダを有効化
- デコードボタンにcmd-Dを割り当て
- ファイル名のフォーマット文字列で作曲者(%c)に対応
- CD-extraディスクの最後のオーディオトラックのAccurateRipハッシュの計算方法が間違っていたのを修正
- HE-AACファイルの再生時間がiTunes上でおかしい問題を再び修正
- CD Info.cidbファイルの読み込み機能を改善
- ドライブオフセットリストを更新
- LAMEのバージョンを3.98.4に更新
2010/1/23
- 10秒より長いプリギャップ長の取得に対応
- CueシートのSONGWRITER行に対応 (作曲者)
- プリギャップの読み込みをスキップするオプションを追加
- コンピレーションフラグがセットされている場合はアルバムアーティストのフォーマット文字列 (%A) を "Compilations" で置き換えるように
- プリギャップ長をログファイルに表示するように
- トラックリストのチェックボックスでモディファイアキーに対応
Shift-クリックで全トラックチェック/解除、Command-クリックで選択トラックのみチェック/解除。
- CD-extraのディスクがCDDBやAccurateRipで見つからない問題を修正
- カバーアート埋め込みを無効化したときのクラッシュを修正
- Apple HE-AACエンコーダのiTunes上で再生時間が変になる問題を修正
- Ogg vorbisを読み込ませる際のフリーズを修正
- WavPackライブラリをバージョン4.60.1に更新
- libsndfileのバージョンを1.0.21に更新
2009/11/29
- Shortenのデコードにとりあえず対応
- 特定のファイルをカバーアートとして自動的に読み込むオプションを追加
- 画像を埋め込む際に指定したサイズよりも小さいものもリサイズするオプションを追加
- カバーアートの埋め込みの可否をオプションで制御出来るように
- FLACエンコーダでファイルタイプを'OggS'にセットするオプションを追加 (デフォルトでon)
FLACImport.componentとの互換性のため
- AACファイルがエンコーダでリサンプルされる場合、再生時間がiTunesで正しく表示されない問題を修正
- トラックが一つのみで、プリギャップを持つcueシート(ディスク)を扱う際の問題を修正
- 複数ファイル用のcueシート中のファイル名の問題を修正
- 定義されているだけで空のメタデータが存在するALACファイルを読む際の問題を修正
- 「取得する情報」サブメニューの「カバーアート」の状態が正しく保存されない問題を修正
- バッチモードでディレクトリをスキャンする際に不可視ファイル (.DS_Store等) を無視するように
- AccurateRipチェッカで別のオフセット値による結果を表示するように
- NSToolbarベースの環境設定パネル
2009/11/8
- プリエンファシスフラグに対応
- ファイル名の書式でディスク番号 (%D) を新たにサポート
説明はツールチップに表示するようにしました。
- リッピング完了時にXLDを終了するオプションを追加
- ALACデコーダがグループタグを読むように
- FLACに埋め込まれた画像で"Cover (front)"以外のものも読むように
- WavPackライブラリをバージョン4.60に更新
- ファイル名が長過ぎる場合の問題を修正
- m4aファイル互換性の問題を修正
squeezebox等、atomのパーサが不完全なソフトは10.6上でXLDが作ったm4aファイルを読めないそうな。向こうの責任ではあるけれどとりあえず対策。
- QT 7.6.3以降のAACエンコーダ用にVBR qualityのデフォルト値を変更
- 自動マウント機能のおかしな挙動を修正
- ロシア語のリソースを追加
2009/9/24
- Snow Leopard上でXLDによって作られたALACファイルのメタデータがXLDで読めない問題を修正
- Snow Leopard上でマウントされたディスクを自動的に読み込む機能が働かない問題を修正
- Webブラウザから直接カバーアートをドラッグできるように
- AAC true VBRエンコーダでビットレートの目安をインタラクティブに表示するように
- FLACファイルのISRCタグを読む際の問題を修正
2009/8/28
- Snow Leopardで新たに追加されたHE-AACエンコーダをサポート
利用するには、MPEG-4 AAC encoderのオプションダイアログの中の「HE-AACでエンコードする」にチェックします。HE-AACではTrue VBRが利用できず、ビットレートも24-80kbpsに制限されています。
※従来の「MPEG-4 HE-AAC」エンコーダも使用可能ですが、これはAppleのエンコーダではありません。
- CD Info.cidbパーサを微修正
- 内蔵するドライブオフセットデータベースを更新
- 簡体中国語のリソースを更新
2009/8/25
- Snow Leopard上でAAC/ALACファイルが正しくエンコードされない問題を修正
- CD Info.cidbファイルの読み込みを改善
- ファイル名にバックスラッシュを含んでいる際にiTunesライブラリへの追加が失敗する問題を修正
- 同名のファイルを追加する際に処理のスキップが可能に
- cueシート中のコメント行に対応
- 新しいドキュメント用のアイコン
2009/3/20
機能追加
- DDP (Disc Description Protocol) ファイルのサポートを追加
DDPMSファイルをCueシートのように開く事が出来ます。
- CDからISRCの読み込みをサポート
利便性の向上
- 変換前にタグを編集する際に、コンテクストメニューから各項目を全てのファイルに適用できるように
- バッチ変換の際に埋め込みcueシートで自動的に分割するオプションを追加
- MP3にアルバムアートを埋め込む際のサイズ制限を1MBに緩和
- 読み書き可能なFLACのメタデータが増加 (ALBUMARTIST/TRACKTOTAL/DISCTOTAL/COMPILATION)
- ファイル名の書式に%y (年) が使えるように
- CueシートのBOMの有無を環境設定で指定可能に
- LAMEのステレオモードに強制モノラルを追加
- 処理中にXLDを終了しようとするとダイアログを出すように
- libcdioを更新
- libsndfileを更新
バグ修正
- AAC/ALACファイルに大きなアルバムアートを埋め込む際の問題を修正
- Monkey's Audioでファイルの認識を誤る事がある問題を修正
- iTunesでALACに埋め込んだPNG画像が読み込めないのを修正
- CDDBアクセス時の安定性を改善
- フォルダ名に含まれる:が置換されない問題を修正
- CD Info.cidbのパーサの信頼性を向上
2009/2/15
機能追加
- 同時に複数のフォーマットへの出力をサポート
出力フォーマットで「複数のフォーマット」を選び、オプションで出力したいフォーマットにチェックしてください。WAV, AIFF, PCM, WAVE64はお互いに排他です。
- CDParanoia III 10.2のドライブキャッシュ能力測定機能を統合
CDを開き、ファイルメニューの「ドライブのキャッシュ能力を測定」で測定できます。
- ドライブオフセットのデータベースを内蔵し、ドライブがデータベースに存在する時はCDを開いた時に自動で設定するように
データベースに存在するドライブの場合はオフセット入力欄の隣のポップアップボタンから値を選べます。
- リッピングでC2エラー情報を利用するオプションを追加
このオプションを使うと、XLDはまずセクタをバーストモードで読み、C2エラーが発生した場合はcdparanoiaでそのセクタを読み直します。これは、C2エラーをサポートしているドライブ (NEC,Plextor等) で安全性を損なう事無くリッピングの速度を大幅に向上させます。使用する場合はドライブがC2エラーを報告するかどうか確認してください。
- フォルダの変換に対応
フォルダをそのまま開く事が出来ます。探索するサブディレクトリの深さ、ディレクトリの構造を維持するかどうかを環境設定で変更できます。
- CDの自動認識/CDDB検索/リップ開始/イジェクトに対応
CDの挿入を認識し、自動的に処理を開始するオプションを追加しました。システム環境設定でXLDをオーディオCD用のアプリケーションに指定すれば、iTunesのように動作させる事が出来ます。
利便性の向上
- ファイル名の書式で'/' (スラッシュ)をディレクトリ区切りとして認識するように
アルバム名やアーティスト名ごとにフォルダを自動的に作って振り分ける事が出来ます。
- ファイル名の書式でアルバムアーティスト名 (%A)、フォーマット名 (%f)を新たにサポート
- 進行状況ウィンドウの挙動を改善
沢山のファイルを一度に変換した時の速度低下が無くなりました。
- AIFFへのタグ書き込みに対応
iTunes互換のタグを書き込みます。
- いくつかの出力プラグインにサンプルレートを指定するオプションを追加
- LAME出力プラグインでid3タグをリトルエンディアンで書き込むように
Windows用のソフトでビッグエンディアンのタグを認識しない酷いものがあるので。
- コンピレーションタグに対応
- Gracenote (iTunes) CDDBファイルの読み込みを改善
トラック毎のアーティスト、作曲者、コメント等の情報も読み込むようになりました。
- FLAC、WavPackエンコーダにcueシートを埋め込まないようにするオプションを追加
- Apple Losslessファイルの長さを取得するルーチンを改良
- WavPackエンコーダをMD5チェックサムを書き込むように変更
- LAMEのバージョンを3.98.2に更新
- Sparkle.frameworkをアップデート
- オランダ語のリソースを追加
バグ修正
- AppleLosslessファイルをAccurteRipデータベースで確認する際の問題を修正
- 新しいcdparanoiaエンジンに関する問題を修正
- Mixed Mode CD/Enhanced CDをリップする時の問題を修正
- XLDが出力するcueシートから冗長性を除去
- MusicBrainzデータベースに接続不能の際にクラッシュする問題を修正
2008/9/14
機能追加
- 既存のファイルの整合性ををAccurateRipデータベースで確認する機能を追加
ファイルメニューから"AccurateRip で整合性を確認"を選んでください。
- AccurateRipデータベースを使って既存のファイルのオフセットを検出して訂正する機能を追加
訂正したいファイルをCueシートとともに開き、ファイルメニューの"オフセットを確認"、"オフセットを訂正して保存"で行う事ができます。
- ディスクがAccurateRipデータベースに存在する場合、読み込み中にオフセット検査をするように
見つかった場合はログに出力されます。
- cdparanoia-III 10.2エンジンを統合
古いcdparanoiaエンジンは"古い CDParanoia エンジンを使う"チェックボックスで利用できます。
- キャッシュ無効化能力の強度を指定するオプションを追加
新しいcdparanoiaエンジン専用のオプションです。強いほど遅くなりますが、大きなキャッシュ容量を持つドライブに対して有効です。
- ReplayGainをスキャンする機能を追加
Fileメニューの"ReplayGain をスキャン"から利用できます。リップ中にReplayGainをスキャンするオプションをもあります。
利便性の向上
- 起動中にオーディオCDを挿入したり取り出したりした時、更新しなくてもメニューに反映されるように
- WavPack出力で画像の埋め込みをサポート
- 出力先ディレクトリに書き込めないとき、選択ダイアログを出すように
- 自動的にログファイルを保存するオプションを追加
- 進行状況に速度や残り時間を表示するように
- 疑わしいセクタを検証するオプションを追加
- テストしてから読み込むオプションを追加
- AccurateRipデータベースにトラック情報がある場合はテストを行わないようにするオプションを追加
- 分割されたファイル用のcueシートの作成をサポート
保存ダイアログで種類を選べます。ただし、現時点でXLDはこのタイプのcueシートは読めないので注意してください。
- AccurateRipデータベースに情報があるCDはウインドウのタイトルバーに[AR]を表示するように
- 文字コードのポップアップメニューをソートして表示するように
- cdparanoiaのレポートにおいて、driftエラーをskipエラーと分けて報告するように
- ログファイルでAccurateRipデータベースとのミスマッチをエラーとして報告するオプションを追加
- CDDBメニューの「取得する情報」でカバーアートの取得の有無を指定可能に
- CDDBメニューの「未入力の情報のみ取得」がカバーアートにも反映されるように
- FLACエンコーダでパディング領域の大きさを変更するオプションを追加
- ログウィンドウに保存ボタンを追加
- Cueシート中のREM DATE, REM GENREの行を全トラックの共通部分にも書くように
バグ修正
- OSX 10.3で起動しない問題を修正
自動更新機能は10.3では使えません。
- 最初のトラックのAccurateRipのハッシュ計算を間違えていたのを再び修正
- AccurateRipデータベースに登録されているCDを登録されていないと判断する事がある問題を修正
- CD Info.cidbを読む時にUTF-8 NFD絡みで起こる問題を修正
- PPC Mac上でMusicBrainzの検索が正しく行われていなかった問題を修正
- AccurateRipデータベースが全てのトラックの情報を持っていない場合に正しくレポートするように修正
- 環境やCDによってはバイトスワップされたファイルがリップされる問題を修正
- CD-Extra(エンハンスドCD)の読み込みに問題があるのを修正
- QuickTime 7.5.5でALACデコーダが変な挙動を示す問題を修正
- LAMEエンコーダで間違ったTLENタグが書き込まれる問題を修正
2008/8/22
- 最初と最後のトラックでAccurateRipのハッシュの計算を間違えていたのを修正
- タグ編集機能を改善
- Sparkleを利用した自動更新に対応
2008/8/18
- リップされたトラックの整合性を確認するために、AccurateRipデータベースをサポート
利用するには、読み込みオフセット訂正値が正しく設定されている必要があります(ここを参照してください)。プリギャップを除く設定でリップしている時は使えません。日本のCDはあまり無いようですが...
- ドライブのキャッシュを無効化するオプションを追加
ドライブに依るかもしれませんが、cdparanoiaモードで使う時は無効化した方が(途中で進まなくなることが無くなる等)良いようです。
- CRCを計算するように
標準のCRCとEACで使っている計算で求めたものの両方が表示されます。
- ログの表示形式を改良
リッパーとしては大分完成の域に近づいたかな? というところです。
2008/8/16 (その2)
- CDを読み込む際、既にiTunesでGracenote CDDBから取得したメタデータがある場合は利用するように
CD Info.cidbをパースして読んでます。プリギャップ解析後に自動で読まれます。既にリップ済みのファイル(+cue)に対しては適用できません。
2008/8/16
- CDリッパーにおける様々なバグを修正
- プリギャップ検出アルゴリズムを改善
- CDリッパーにEACライクなログ出力機能を追加
cdparanoiaモードにおいてのみ有効です。
- MusicbrainzデータベースにASIN情報が存在した場合、アルバムアートを自動でダウンロードするように
なお、書き忘れていましたが、CDからの読み込みに関しては、環境設定で最大スレッド数を増やしても仕様上同時に複数のトラックを変換する事はできません。尤もCDからの読み込みの際は、エンコードに要する時間よりも読み込みに要する時間の方が支配的なので、たとえ可能でも効果は低い(cdparanoiaモードではほぼ0)ですが。
2008/8/12
- CDのリッピング機能を追加
主な特徴は
- CDParanoiaエンジン
- プリギャップの長さ検出
- 読み込みオフセット訂正
です。ファイルメニューから"オーディオ CD を開く"で読み込む事ができます。トラック別に分割して保存、もしくはcueシートとともに1ファイルで保存する事ができます。1ファイルで保存する場合、出力フォーマットにFLACもしくはWavPackを選ぶとファイル自体にもcueシートが埋め込まれます。
- Cueシートが保存可能に
エンコーディングはBOM付きのUTF-8になります。BOM付きなのは、foobar2000がBOM無しUTF-8に対応していないらしいので。
- 変換後にiTunesにファイルを追加する機能を追加
- AACエンコーダでiTunes 7.7用のビットレート情報を書き込むように
2008/7/6
- 変換前にXLD上でタグが編集可能に
環境設定の「変換前にタグを編集」にチェックすると、変換を始める前にダイアログが開いてタグが編集できます。Cueシートを開いた場合は、トラックリスト上で編集したいトラックを選択してファイルメニューもしくはコンテクストメニューの「タグを編集...」を選ぶと編集可能です。複数選択した場合は同時に変更する事が可能です。
- Apple losslessがデコードできない事があるバグを修正
- 内蔵するLAMEのバージョンを3.98に更新
VBRの品質を小数で指定できるようになったため、インターフェイスに若干の変更があります。
- 内蔵するWavPackのバージョンを4.50.1に更新
2008/7/5
- LAME 3.98のプラグインを提供
次の更新に含まれる予定です。
2008/6/1
- WavPackの出力をサポート
- Wave64の出力をサポート
- 2GB以上のファイルの扱いを改善
- libsndfileにおけるWave64のサポートを改善
- 日本語環境以外でカバーアートの埋め込みに失敗する事がある問題を修正
- 進行状況のウインドウのコンテクストメニューを出しにくいことがある問題を修正
- Leopard上でiTunes共有が不可能なAAC/Apple Losslessファイルが出力されることがある問題をXLD側で対処
2008/5/3
- PERFORMER行が無いcueシートが読めないバグを修正
- 進行状況のウインドウのコンテクストメニューから全てのタスクを中断する事が可能に
- LAME mp3エンコーダを若干高速化
- LAME 3.98b8のプラグインを更新
更なるAltiVec向けの最適化を行い、4/23バージョンと比べてG4/G5で10-15%ほど速度向上 (グラフ)。
2008/4/23
- LAME 3.98b8のプラグインを更新
VBR(new)の心理音響解析部の一部をAltiVecで気合いを入れて書き直したので、G4/G5で15%ほど高速化。今の時代こそAltivec。
2008/4/21
- LAME 3.98b8のプラグインを更新
Intel CPU向けにアセンブリのコードを有効化したので、20%程度高速になっています。
2008/4/19
- LAME 3.98b8のプラグインを提供
3.97から様々な変更が加えられています。VBRの品質に小数の値を指定できるようになっているので、若干インターフェイスに変更があります。3.97と同じく独自にAltiVecで高速化を行っているので、G4/G5ユーザは高速なエンコードが可能です。
2008/4/6
2008/3/30
- ape/wavpackファイルのカバーアートの読み込みに対応
- いくつかのフォーマットでアルバムアーティスト情報の読み書きに対応
- カバーアートを読み込む際のメモリ使用量を削減
- ドイツ語のリソースを追加
- フランス語のリソースを追加
補足: iTunes Storeから取得したカバーアートはファイルに埋め込まれないので、XLDにその手のALACファイルからカバーアートを読む事はできません。
2008/3/13
- (20080313a)G4/G5上でMP3エンコーダが動作しない問題を修正
- カバーアートの読み込み/埋め込みに対応
埋め込んであるカバーアートを読めるのはFLACとApple Lossless、埋め込めるのは(HE-)AAC、MP3、ALAC、FLACです。既存の画像を埋め込むには、図のように枠内にファイルをドラッグ&ドロップしてください。大きい画像は埋め込む際に自動でリサイズする事が可能です。環境設定で詳細を指定できます。
- MP3エンコーダで書き出せるメタデータの増加
詳細はここを参照してください。
2008/3/10
- MusicBrainzに対応
特に設定は必要ありません。FreeDBと同時にアクセスします。ただDiscID付きの登録データがあまり無いので、効果は小さそう...
- ID3タグ付きのTTAファイルのデコードに失敗するバグを修正
- HE-AACで出力されるm4aファイルのタイムスケールを600に変更
慣例?に合わせて。なんか90000だとQTで再生時にプチノイズが聞こえたので。余談ながらmp4v2 libraryのdurationの計算はインチキ(小数点以下の誤差が蓄積する)なので自前でやるべきである。
2008/3/8
- HE-AACでサンプリング周波数48kHzのファイルをエンコードした際に正しい.m4aファイルにならない問題を修正
- HE-AACエンコーダでサンプリング周波数32kHzのファイルのサポートを中止
ビットレートの範囲が非常に限られているため実用性が低いので。ちなみにソースがモノラルの場合は44kbps以下でのみ出力できます。
- 簡体中国語のリソースを更新
2008/3/5
- HE-AACの出力に対応 (aacplusencによる)
16kbpsから64kbpsの範囲で出力可能です。44kbps以下はParametric Stereoを使います。入力可能なサンプルレートは32,44.1,48kHzです。
QuickTimeやiTunes、iPodではSBRやPS部分を再生できず、低品質になります。MPlayerやVLCを使うと高品質な再生が可能です。
- MP3のデコーダを統合
タグが読めないのは変わってません。
- Raw PCMの入力ができなかったバグを修正
2007/11/21
- LeopardでAACエンコーダの正確なビットレートを書き込むオプションを使用不可に (GUI)
どうもLeopardでは何もしなくても正確な値が書き込まれるようなので。このオプションはTiger+QT7.3の環境でのみ有効です。
- 副産物
2007/11/19
- 変換ルーチンをマルチスレッド化し、複数コアで同時変換できるように (GUI)
内部を大幅に書き換えて、マルチスレッド化しました。同時に立ち上げるスレッド数は環境設定で指定できます。
- AACエンコーダ(新)で正確なビットレートの書き込みに対応 (GUI)
iTunesの挙動に合わせて。ちなみに見ているのはタグではなくesdsというatomです。
2007/11/14
- (4:00AM頃差し替え) VBRの品質が保存されない問題を修正
- AACエンコーダでABRモードとunconstrained VBRモードをサポート (GUI)
利用にはLeopardもしくはQuickTime7.3がインストールされたTigerが必要です。各モードの説明をしておくと
- CBR
曲の中で常にビットレートを一定に保つモード。ただし、ビットリザーバが働くので、厳密にビットレートが一定な訳ではない。
- ABR
曲全体の平均として目標とするビットレートに保つモード。CBRよりは広い範囲でビットレートを一定に保とうとするので、局所的にはCBRよりもビットレートの変動が大きい。
追記: ABR自体はQuickTime7.3で導入された訳ではなく、かなり昔から利用可能だったようです。長らくiTunesでVBRを外して使ってなかったので気付きませんでしたが、iTunesも7.0の頃には既にABRを利用していたようです。
- VBR (制約付き)
目標のビットレートに応じて、ビットレートの変動幅をある程度制限するモード。VBRの利点を完全に生かす事はできないが、VBRよりはエンコード後のビットレートを予想し易く、ABRよりは品質が保証される可能性が高い。これまでのバージョンのXLDやiTunesのVBRはこれを用いている。
- VBR
真の意味でのVBR。目標とする品質を一定に保つため、一切の制約を受けずにビットレートを変動させる。品質が保証される可能性が高い反面、エンコード後のビットレートは予想しにくい。CoreAudio/QuickTimeに実装されたものでは、品質の目標値を0〜127の値で指定するが、0でおよそ32kbps、90でおよそ128kbps、127でおよそ192kbpsが目安となる。
すなわち、VBRモード以外ではビットレートを、VBRモードでは品質を指定してエンコードします。なお、従来までとは異なり、ビットレートは16〜320kbpsの範囲で自由に指定できるようになっています。
原理的には同じビットレートで比較するとVBR>VBR(制約付き)>ABR>CBRの順に品質が高くなる訳ですが、実際には特にビットレートが低い場合など、きちんとリスニングテストを行わないと決定できないと思います。
11/29追記: より詳細な解析を載せました。
11/30追記: 解析に過去のバージョンとの比較を追加しました。
12/1追記: 解析に比較対象のエンコーダを増やしました。
- 簡体字中国語のリソースを追加 (GUI)
Shonete Smithさんにより提供されました。
2007/11/11
- AACエンコーダとApple Losslessエンコーダを修正し、Leopardに対応 (GUI)
「Leopardで動かねーよ」メールが多数来たので、予定を変更してLeopardを入れる事に。と言っても、サブのPPCマシンの外付けFireWire HDDの空き領域に、ですが。既存のシステムを置き換える度胸はありません...
- 20071111aで追加: ある長さ以上のファイルをタグ付きでAACに変換すると壊れたファイルができる問題を修正
AACもALACもですが、どうもLeopardではメタデータセクションをファイルの最後に持ってくるためにmoovアトムの位置をソースのサイズによって変えてますね。
2007/9/17
- 内蔵するFLACのバージョンを1.2.1に更新
- Ogg FLACの拡張子を公式の仕様に従い.ogaに変更 (GUI)
- AAC/ALAC出力プラグインのタグ書き込み速度を改善 (GUI)
2007/8/11
- 埋め込みcueシートを読むとき、最後のトラックのタイトルがアルバム名になってしまうバグを修正 (GUI)
2007/7/28
- 内蔵するFLACのバージョンを1.2.0に更新
MMX/SSEのコードを有効化したので、Intel Macでは速くなっていると思います。
- 内蔵するMonkey's Audio/TTAのデコーダを一部SSEで書き換え
少なくともCore2Duoでは速度への影響は誤差範囲です。ちなみにTTAは3.4.1が出てますが、デコーダの変更がない上に32bit floatのサポートが外されているので、当面3.3ベースのままでいきます。
- 同名のファイルを上書きするオプションが有効の際、入出力が同じ名前の時は上書きしないように修正 (GUI)
2007/6/28
- Intel MacでApple Losslessのデコードができなかった問題を修正
- 内蔵するWavPackのバージョンを4.41に更新
2007/5/4
- XLDでエンコードされたApple LosslessファイルがiPodで再生できない問題を一部解決
一部と書いたのはこのバグの原因が完全に分からない、また再現性があまり良くない為です。おそらくこれはiPodかCoreAudioの問題だと思います。以前のバージョンでエンコードされたファイルでも可逆性については保証されているので、iPodで再生しない人は特にエンコードし直す必要はないです。
- 24/32bitのファイルをApple Losslessにエンコードできない問題を修正
- いくつかの小さなバグを修正
2007/2/14
- FLACのバージョンを1.1.4に更新
- 99:99:99を超えるインデックスを持つcueシートの読み込みに対応
- cueシートの文字コードの扱いを少々改善
久しぶりの更新。本業も一段落ついたので、そろそろペースを上げていこうかなと
2006/12/16
- CDDBからデータを取得する際に取得する項目を選べるように (GUI)
CDDBメニューの「取得する情報」サブメニューから指定できます。
- 32bit浮動小数点なファイルの扱いを改善
可逆圧縮でサポートしてるのはWavPackとTTAだけですが、一応
- LAME MP3のオプションで出力ファイルのステレオモードを選べるように (GUI)
リクエストがあったので。よほどの理由がない限りはデフォルトの「自動」で使ってください。
- 内蔵するWavPackのバージョンを4.40に更新
デコーダにはほとんど影響はないと思います。
2006/12/9
- FinderにマウントされたAudio CDから直接AIFFを読んだ場合、ファイルの頭にノイズが乗る問題を修正
おそらくこれはLibsndfileのAIFF-C読み込みのバグなのですが、回避方法があったので暫定的に対処。
2006/12/3
- Cueシートの文字コードを指定できるように (GUI)
- 素敵なアイコンを頂戴したので、追加
日本語の場合、日本語 (自動判別)を選んでおけば従来通りの挙動をします。
2006/11/29
- FLACのバージョンを1.1.3に更新
- Ogg FLACの出力のサポート (GUI)
- いくつかバグフィックス
Ogg FLACの出力がおかしかったのはFLAC側のバグだったようです。
Xiph QT pluginやCog等でXLDで生成したOgg FLACなファイルがどういうわけか再生できないのですが、これはコマンドラインのflacで生成したものも同様です。XLD上での再生は問題なく、元のwavに正しくデコードも可能なので、1.1.2以前のライブラリでは正しく扱えないファイルが出来上がるのでしょうか。仕様なのかバグなのか分かりませんが、特に理由がない限りOgg FLACは使わない方がいいかもしれません。確認してみたところ、flac 1.1.2で正しくデコード可能な上 、Windowsのfoobar2000等でも再生可能なので、これらのソフトがおかしいのかも...
2006/11/25
- 30サンプル分のオフセットのずれを訂正するオプションを追加
巷を騒がせている「EACで測定したドライブのオフセットが実は30サンプルずれていた」問題ですが、変換ソフト側での対応としてできる事はこれぐらいでしょうか。このオプションを付けてファイルを変換すると、「ファイルの先頭に30の0サンプルを追加」し、「ファイルの末尾の30サンプルを削除」したファイルを処理した事と同等になります。つまり、30サンプルずれたオフセットを正しく訂正できます。もしコピー元のCDの先頭の30サンプルが全て0ならば、この処理によってバイナリデータとしても一致することになります。まあ、いずれにせよ30というのは知覚できるサンプル数ではないので、どうでもいいかもしれませんが...
コマンドライン版でのオプションは"--correct-30samples"です。
なお、該当するファイル以外に対しては、決してこのオプションを使わないようにしてください。
2006/11/19
- 内蔵するFLACのバージョンを1.1.3 beta2に
- OggFLACの入力をサポート
- FLACデコードをLibsndfileではなく、直接libFLACから行うように
FLAC周りの大幅な変更。シークは多分落ちなくなったはずです。OggFLACの出力は実装してあるのですが、変なファイルが出来上がるのでUIでは選択不可能にしてあります。
2006/11/18 (その2)
- おそらくver.20061011から、OSX 10.3で動作していなかった問題を修正 (GUI)
ごめんなさいごめんなさい。問題を報告してくれた方、どうもありがとうございます。
2006/11/18
- 正しくない文字コードでエンコードされたタグを持つファイルがデコードできない問題を修正
2006/11/11
- 再生機能を独立したGUIに (GUI)
- cueシートを伴わないファイルも再生できるように (GUI)
- 任意の場所にシークが可能に (GUI)
- ALACが正しく再生できなかったバグを修正 (GUI)
ウインドウメニューから「プレイヤーを表示」を選ぶとウィンドウが出てくるので、そこに再生したいファイルをドラッグすると再生が始まります。cueシートを伴ったファイルについては従来通り一旦XLDで開いた後、再生したいトラックをダブルクリックで再生します。
これにプレイリスト機能なんかをつければ普通のプレイヤーになるわけですが、個人的にはGUIのOSX用のプレイヤーはiTunes以外イラネというスタンスなのでこれ以上機能を大きく充実させる事はないでしょう。
FLACをシークすると(私の環境では)ぽこぽこ落ちる事が分かっています。これはおそらくLibsndfileのせいなのですが、そのうちFLACのデコーダをLibsndfileに依存しない形で書き直すつもりです。正直FLACのデコードAPIは非常に使いにくいので避けたかったのですが...
2006/11/8
- 再生機能をいろいろ改善 (GUI)
主な変更はバッファリングの方法を改善して途切れにくくなったのと、シークが高速になった事。
2006/10/31
- Libcddbのバージョンを1.3.0にアップデート
- 変換可能なタグをいろいろ追加
一覧はここにまとめました。
ApeTag/VorbisCommentの全トラック/ディスク数のタグはいろいろ流派があるようなので、もう少し調査するまで保留。
2006/10/29
- コマンドライン版でRaw PCMの読み込みをサポート
--rawオプションを渡すと強制的にRaw PCMとして読みます。
2006/10/28
- Apple Losslessからのメタデータを保持した変換をサポート (GUI)
2006/10/27
- LAME出力プラグインがG5で読まれなかった問題を修正 (GUI)
長い間気付かず放置していました...ごめんなさい
2006/10/26
- Cueシートを読んだときに日付(DATE)を年に変換していなかったのを修正 (GUI)
- 埋め込みキューシートから年/ジャンルの情報を読んでいなかったのを修正 (GUI)
- その他微妙な修正
2006/10/25
- aoTuV b5のプラグインを提供
出たので。使いたい人はFinderの「情報を見る」のプラグインの項目から既存のXLDVorbisOutput.bundleを取り除き、アーカイブの中のものを新たに追加してください。XLD.appのパッケージの中身を表示してContents/PlugInsの中のを直接入れ替えても構いません。標準で内蔵するバージョンは、とりあえず当面は評価の安定しているb4.51のままで行きます。
2006/10/22
- メタデータを保持した変換を一部サポート (GUI)
FLAC、Monkey's Audio、WavPackからの変換の際には(出力フォーマットが対応していれば)タグに記録されているメタデータが保持されます。保持されるデータはタイトル、アーティスト、アルバム、年、ジャンル、コメント、トラック番号等です。Cueシートがある時は読みません(読んだ方が良いのか?)。
- Cueシートからの読み込み、CDDBへのクエリで年・ジャンルの情報を読むように (GUI)
CueシートはREM DATEとREM GENREの行を読んでます。
2006/10/14
- Monkey's Audioの埋め込みcueシートをサポート (GUI)
- "Raw PCM(+cue)として開く"を選択した後の挙動を改良 (GUI)
2006/10/12
- FLACとWavPackの埋め込みcueシートをサポート (GUI)
foobarの独自実装のにも対応しました。apeの対応はもうちょい待ってください。
2006/10/11
- Raw PCMの入力のサポート (GUI)
普通に開いた後のダイアログで"Raw PCM(+cue)として開く"を選ぶか、ファイルメニューから"Raw PCM (bin/cue) を開く..."を選ぶとファイルの形式を選ぶダイアログが出るので、適当に選んで開いてください。たぶんbin+cueとかも読めるはずです。このモードではcueシートの拡張子は.cueで決めうちなので注意。
- internal/embedded cueシートを一部サポート (GUI)
今のところFLACのFLAC__StreamMetadataとして記録されているもののみサポート。cueシートが埋め込まれているファイルを開くとダイアログが出て、cueシートを読むかどうか選べます。APEタグ/VorbisCommentの中にcueシートそのものが埋め込まれるfoobar2000の独自?形式のものはこれからサポートします。
コマンドライン版の方はもうちょっと待ってください。
2006/9/25
- LAMEのバージョンを3.97に更新 (GUI)
- いくつか微修正 (GUI)
3.97は3.97b3からエンコード品質は全く変わっていないので、エンコードし直す必要はないです。
2006/9/16 (その2)
- Libsndfileのバージョンを1.0.17に更新
FLACの分割関係で何かおかしな事になっていた人は直っているかもしれません。
2006/9/16
- FLACの出力をサポート (GUI)
要望があったので何となく。やっぱり圧縮もできた方がいいのかな? これまで(iTunesで再生できるALACを除いて)可逆圧縮の出力をサポートしていなかったのは単にアプリケーションの名前のせいなんですが、改名を検討した方がいいのだろうか。
2006/9/15
- AAC出力プラグインを更新 (GUI)
ギャップレス情報の中にパディングの数値を含めるように。iTunesでの挙動に変化はないですが、念のため。これでAAC出力のギャップレス再生対応は完全になったはず...です。
ギャップレス再生には何が必要か、どうして対策が必要なのか、といった話は蒼弓さんのサイト(Vorbis aoTuVを開発していらっしゃる方です)の9/13の記事で詳しく解説されているので参考にどうぞ。
2006/9/14
- AACエンコーダにギャップレス情報を付加するオプションを追加 (GUI)
これまでのAACファイルでもギャップレス再生されているように(私には)聞こえるのですが、iTunes 7で新たに付加されるようになったギャップレス再生用の情報を追加できるようにしてみました。これがあると、iTunes 7でデコードした際に元のファイルと完全に同じサンプル数のファイルが出力されるようです。私の勝手な解析に基づいたかなりad-hocな実装なので、副作用等ありましたらご報告ください。
ちなみに、このAACのギャップレス情報は間違いなくiTunes独自のもので、他のプレーヤでは今のところ使えないと思われます。MP3(lame)の場合はiTunesがlameタグを認識しているようで、既に問題なくギャップレス再生できます。ALACはまあ、言わずもがな。
2006/9/13
- Apple losslessのエンコーダが無効になっていたのを修正 (GUI)
ところで、iTunes 7のおかげでギャップレス再生ができるようになりました。XLDで分割/エンコードしたMP3やAACファイルも、無事にギャップレス再生されているようです。
2006/9/11
- lameのバージョンを3.97b3に更新 (GUI)
- lameの品質でデフォルト(-q3)を選択できるように修正 (GUI)
VBR(old)、ABR、CBRでもプリセットと同等の出力を得られるようになったはずです
2006/9/9
2006/9/8
- TTAデコーダの更新
- lame mp3出力プラグインのバグ修正 (GUI)
- メジャーアップデートに向けて出力プラグインの書き直し (GUI)
2006/9/2
- 複数のファイルを同時に開いたときに連続して処理するように (GUI)
今までは1つしか開きませんでしたが、連続して処理します。この場合Cueシートは無視されるので注意。
2006/8/28
- CDDB機能のバグをいくつか修正 (GUI)
- ローカルにCDDBの情報をキャッシュする機能をon/offできるように (GUI)
キャッシュを消したい場合は~/.cddbslaveディレクトリを消してください。(Terminal等から)
- Monkey's Audioのデコーダを更新
一応書き込み禁止のファイルシステムからも読めるように
2006/8/27
- CDDBから取得の際に複数の候補がある場合選択できるように (GUI)
- 入力したCDDBサーバを記憶するように (GUI)
- タイトルのアーティストのカラムがリサイズ可能に (GUI)
2006/8/26
- CDDBからトラック情報を取得する機能を実装 (GUI)
- 再生機能の改善とバグフィックス (GUI)
2006/8/8
- Cueシートのインデックスに基づいて再生可能な簡易プレーヤ機能を実装 (GUI)
再生したいトラックをダブルクリックで再生開始します。インターフェースはそのうち改善する予定。
2006/8/5
- Cueシートからの出力時にファイル名の書式を指定できるように (GUI)
- AACもしくはALAC出力時、メタデータにコロン(:)が含まれていると変換に失敗する問題を修正 (GUI)
- AACもしくはALAC出力時、メタデータに曲名のみが含まれている場合等にクラッシュする問題を修正 (GUI)
2006/7/16
- なんとなくApple Losslessの出力をサポート(GUI,10.4以降)
- ドラッグ&ドロップで起動したときに環境設定が反映されない問題を修正(GUI)
- cueシートの改行コードがCRでも読めるように
- その他微修正
2006/6/22 (その2)
- AACファイルにタグを付加する際に末尾のサンプルがおかしくなるのを修正
2006/6/22
- Wavpackのデコーダを更新
wvcファイルがある場合は読むように
- Cueシートから自動でタグを付加可能に (GUI)
MP3、Vorbis、AACで出力する場合に付加されます。現在のところ一部のメタデータのみサポートしています。
MP3のタグはID3v2.3です。文字列はUnicode(UCS-2)で書き込まれます。
2006/6/20
- Monkey's Audioのデコーダを更新
- Cueシート中の日本語の文字コードを自動判別するように(誤爆したらごめんね)
2006/6/17 (その2)
- プラグインでOSのバージョンチェックを行うようにした
2006/6/17
2006/6/15
- Monkey's Audioのデコーダを更新
- Cueシートの読み込みを改善
2006/6/14
- MPEG-4 AACの出力を可能に(10.4のみ)
- プラグインの設定を保存するように
2006/6/13
- Ogg Vorbisの出力を可能に
- いろいろ微修正
2006/6/12
2006/6/6
- x86上で8bit apeのデコードができなかったのを修正
- インターフェイスを微修正
2006/5/30
2006/5/28
- getoptをGNU Getoptに
- AIFF、Raw PCMの出力をサポート
- -oオプションの挙動を変更
2006/5/27
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